……たすけられ、ない?[こてり。返された言葉に、少年の翠が瞬く。夜闇の猫は何かを感じたのか、ぺた、と耳を伏せる]……いたい?[一回り小さくなる姿が、苦しそうに見えて。問いながら、そう、と手を伸ばしてぽふ、と撫でた]