[余韻を残し曲は終わる>>+110。その少し手前で口を閉じて、歌声も止んだ。呼称に一度嬉しそうに笑み、閉じていた目を開いて横を見遣れば楽しげな表情が映った。瞳の虚ろさがそのままでも、臆することはなく]こちらこそ。素敵な曲、ですね。[小首を傾げて返すのは柔らかい声だった。掠れもせず、近づかなくても聞こえる程の音量も今は出せる]