人狼物語 ─幻夢─

68 アナスタシアさんとお菓子の生る木


妖精の呻き(村建て人)

お菓子の木がだんだんと実の数を減らしていく。
そうして最後の一つをアナスタシアが取った時、異変は起きた。

ほんの一瞬で。
彼女の姿が消えた。

力の痕跡を探ろうとも、そこには木のものしかないようだ。
木は叩いても、枝を折ろうとしても、燃やそうとしても、すべての攻撃を流していく。
あまりに攻撃されすぎると、反射されることもあったりした。

少しすれば、一本の枝に小さな薄膜の球体が生る。
お菓子と同じように生ったそれには、一枚の手紙が入っていた。

(#0) 2011/11/16(Wed) 08:51:56

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