人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


薬師見習い エーファ

─ 広間 ─

[ゆるく目を閉じた後、訪れたのは浅い眠り。
眠りの淵に意識が落ちる事で、普段は抑えられているもの──身の内に宿した力が目を覚ます。

旅人だった父が遺したもの。
それは、彼の人の植えた薔薇の花に宿る祈りに応じて、望むものの在り様を示す力。

ただ、その事を知らぬ少年には、意図的に力を寄せる事ができなかった。
力は想いが強く寄る所に向かい、その在り様をひかりによって示す。

少年の祖父が向けた問いかけ──『どちら』が示していたのは。
少年が父から力を継いだのか、それとも娘である母を介して自身と同じもの──『花』を継いだのか。

それを問うものだったとは、誰一人知る由もないもの]

(1) 2017/01/22(Sun) 01:28:15

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