…神父様、貴方は先に手当てだよ。カルル君はちょっと無理だけど……ウェンデル君は1人でも運べそうだから、そっちは僕がやっておく。[地下へ、と言うクレメンス>>2にはそう言って、2階のリネン室からシーツを2枚と、止血帯代わりのタオルをいくらか持って来る。タオルをクレメンス達へと渡し、シーツの1枚を図書室のカルルの傍に。もう1枚をウェンデルの傍に広げた。少年をシーツの上に移動させ、丁寧に包み込んでいく]