[勝ち残った参加者を連れてやって来たのは、先程とはまた違う畑。生えている植物を見る限り、薬草畑のようだ]
「”次なる課題は薬草摘みである。
しかし、この畑には薬草に良く似た毒草も植えられている。
それらを摘むことなく注視し、薬草を見分けるように。
ちなみにこっちが薬草、こっちが毒草だ”」
[わざとなのか、誰かが間違えて混ぜてしまったのか。薬草畑は一見同じものが植えられているように見えるが、毒草も混じっているらしい。ディルスタンが一つずつ手に持ち参加者に見せるが、本当に注視しないと見分けは難しそうである]
…今回は…得点制で行う…。
……きちんと薬草を持って来たなら…加点…。
……間違って毒草を持って来たなら…減点…。
…採点は私が行う……摘み終わったら…私のところへ…。
「”では、しっかりと見極め、薬草を集めるように”」
[その言葉を合図に、『薬草摘み』の課題が開始された]