― 階段 ―[蛍子の応え>>4:151に困ったような貌をする]死なないで、か。別に死にたいって訳じゃないンだよ。でも、蛍や春が襲われそうになったら、勝手に身体が動いちゃうと思うンだ。[大事な者を守る手段なんて限られていた。何もせず、置いていかれるのはイヤだとも思っていたから軽口染みた口調でそんなことを言う。彼女の願いは何でもきいてあげたいけれどそれだけは頷かぬまま、ふ、と目を細めた]