お待たせ、アタシはこれで行けるわよ。[持参してきた軍手を皆に配ってから、少年へと向き直り。>>1広場の奥へと走っていくその背を追っていくと、木の葉色の光の粒が道案内の様に舞っていた。その光景自体が夢の様に思えたものだけど、辿って行った先に見えたそれは更に夢のようというか何というか]…なんできのこが動いてんの?[本来動くはずの無いものがぽふんもふんと飛んでいるという現象に、まんまるくした目を少年に向けた]