[足下から舞い上がる蒼い光。闇を追いやり、辺りに漂う…全てが青白く見える中で、娘の周りに、ぽかり、と空いたような黒が一つ]…見えてる。[驚いたように、黒が跳ねれば、青を取り込みつつアナの周りをくるくると回り始め]あ…アナちゃん。[アナの姿が無くなれば、すい、と端の方へと逃げた]…もう、ばれてると思うけど…[そう、端に寄った黒を見つめ]