― 食堂 ―[ウェンデルが語るは見定める者の存在と人狼の事。カップを置いたその手がピクと震えるが何でもない風を装い他のテーブルへとゆく。ノーラの礼の言葉にはたと瞬き彼女の前へと紅茶のカップを一つ運び前においた]――大丈夫?具合が悪いなら、無理せず部屋で休んだ方が……[案じるように声を掛けて窺う素振り]