─ 図書室 ─[少年が組み伏され、その命の灯が消えて行く] …………。[微かに響く、小夜啼鳥の囀り声。高揚を帯びたそれが少しだけ疎ましい、と思ったのは内心の思い故か] 運ぶのは当然だが。 その前に、あんたは手当てをしろ。[そろそろ、皮を被るのも疲れて来たのか、地下へ、というクレメンス>>2に向ける突っ込みはほぼ素の口調になっていた] ああ……そちらは、頼む。[同じく突っ込みを入れるエーリッヒ>>4に頷き、運ばれて来たタオルを受け取って]