─ 台所 ─
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[料理長とネリーのやり取り>>8は、ヘンリエッタには良く分からなかった。
どうして拗ねていたのだろう、などという思考は一瞬巡るものの、直ぐに別へと意識が向いて、菓子の袋を大事に抱える]
わたし、赤い色が大好きだから、とってもうれしいわ。
ありがとう、ネリー。
[ネリーに褒められて>>9、ヘンリエッタの頬に朱が差した。
しばらくご機嫌だったけれど、続く言葉にきょとんとして瞳が瞬く]
泥棒されないように?
[そんなことをする人が居るだろうか、としばし思案。
今日来ているのは判っている範囲でユージーンにラッセルにヒューバート。
ヒューバートがそんなことをするはずがないし、ラッセルは苦手だがあまりそんなことをするようには見えなかった。
ユージーンについてはどんな人物なのかまだはっきりと分からないが、ヘンリエッタ視点では物腰柔らかな人であるため、そんなことをするイメージに無い]