─ 三階 ─[鼻をつく臭いに、無意識、顔を歪める。男の身体から、青年の身体から流れる赤がそれを放っていると気付けば、身体は呪縛から逃れて]…ベルナルト、さん。手当て、を。[何が起きたかなんて、問わずとも状況が教えてくれる。恐らくは男の方から襲ってきたのだろう、と思う程度にはベルナルトを信用している自分に今はまだ、気付くことはなく。肩から流れるその血を止める為近付く自分を、彼と、キリル>>7の目にはどう映ったか]