─ 第二階層・食堂 ─アー。ソウダネー。ごく普通の草団子だけど。1つ食べる?[祖母の言葉は偉大なり。否定のしようはないので棒読み口調で答えて、興味を示された団子をオーフェンに一つ差し出した。誤魔化すような笑いと共に]最強か。そっか。[唇の端が歪んだのは、子供からは笑みに見えたものだろうか。父親の顔など覚えてはいなく。それを思い出させる存在はなかなか残念なところも持ち合わせていたりするわけで。お茶に手を伸ばしたところでエマージェンシーが鳴り響く]