[頷く仕草>>4:+44に聞いてくれている事を実感する。
上向く様子には不思議そうに首を傾げた。
そうして零されたのはカルメンにとっては意外な言葉。]
それは大事な「子猫」ちゃんが居たからでしょう?
[くすりと悪戯な笑みを浮かべた。
人間の恋人という言葉を使うエーリッヒ。
人狼と呼ばれる存在は自分を人間として扱ってくれているのだろうか。
微か、菫の眸が揺れて――]
……なら、はじめての恋人にしてくれる?
[柔らかな微笑みを見詰め、たずねる響きでそれを願う。
気持ちが同じなら叶うだろうか。
期待と不安が入り混じり、少しの間も長く思えてしまう。]