[フシャッ、と声を上げる黒猫。歌うキノコは驚いて、ぽよよよん、と慌てて逃げ出した。勢い余って飛び込んでくるところを、そっと両手で包み込む]よっと。はい、落ち着きましょうねぇ。ありがとう、フィリックス。[手の中でもふるふると一瞬暴れたが、何とか掴んでおくことができた]イゾルデちゃんの軍手のおかげねぇ。籠さん、この子もよろしくお願いしますよ。[籠に歩み寄る足元で、黒猫も満足そうにウニャァンと鳴いた**]