─ 広間 ─
上の子らはそんな突撃かますことは無ぇだろうがな。
下の子らは遠慮しねぇからよ…。
じゃそん時はガキ共の相手任せた。
[承諾を返してきたエーリッヒ>>5に、生贄ゲットと言わんばかりに約束を取り付けた。
自分が家事をしている間に飛び火して来なければそれで良いらしい。
ミハエルの付け加え>>6には]
理由はどうあれ、こっちとしては寄付してもらえるのがありがたいからな。
感謝してるぜ。
勿論、ガキ共の相手をしてくれることもな。
[表情を和らげて笑みを返した。
寄付開始当初、ミハエルが来たことで彼女の父の腹積もりには気付いていたものの。
無下に出来ず来訪を許したのは、名乗れずとも接する機会を残したいと願ってしまった自分の甘さが背景にあった。
完全に断ち切れぬ自分の弱さに苦悩したこともあったが、今となってはこれで良かったと思っている]