ふぇ…?
[目を瞑り耳を塞いで視覚と聴覚を遮ったものの、ほんの少し硬さの感じられる温もりを感じてそっと目を開ければ蒼鷹が寄り添ってくれていて。
半分泣きかけていた表情がゆるく解け、そっと礼を言うように蒼鷹の翼を撫でた。]
…ありがと。
ごめんね。私、情けないね。
君は優しいね…いつも思うけど、どこの子なのかな?
私はいつも君が来てくれて心強いけど、ここに来てて大丈夫なの?
君の飼い主さんは、心配してるんじゃない?
[そう質問ぜめにしながら首を傾げ。
それでも傍に居てくれるのは嬉しいから、寄り添ったまま雷鳴に身を竦めた。]