― 二階廊下 ―[素直にいう事を聞き入れるフォルカー>>15には、安心させるように笑みを向けた。それから自分も足を向ける。]お嬢。[ゼルギウスの上で、泣き崩れるブリジットの傍らに膝を突いた。注意深く様子を見て、万一異変があればすぐに動けるように。だが兆しがなければ、今は思いきり悲しめるように、伏したその背を何度も撫でた。]