[ベアトリーチェの声>>11が聞こえる。声のした方を向き、それから旅人を見下ろす]逃げよう、か。[親しい者も居ないこの屋敷に閉じ込められる形となり屋敷の主が無残な死を遂げた。旅人の心細さや恐怖を想像し、口を噤む。ユリアンの応え>>13には一つ頷き]そ、っか。ユリアンはベアトリーチェを守ろうと、したんだよね。[そう思いたいという心が言葉となり漏れる。旅人に向き直ると瞑目し、蒼花の咲く右手が十字をきった]