まったく。容赦が無いったらありゃしない。[足下に転がる黒い固まりに気付けば、後ろへと跳躍。爆発する事には、爆心地の中心となる事はないだろうが、コートの両腕の部分を焦がしているだろう]俺は普通の人間だって事ぐらい気付いてるんだろう。お前は。[やれやれ、と小さく呟けばゆっくりと腕を下ろした]