― 地下/武器庫 ―
[まさに今、事が起こると思っていた矢先。
ジラント>>2の口から発されたのは――興味が無い、との言。
それは確かに、「今は殺りあう気はない」と言っていた言葉の通りにも思えることだったが。
拍子抜けしたように、は、と長い息がメーフィエのくちびるから零れた。
さっきジラントに食い下がっていたサーシャ>>8の様子も意識には留めども。
今はそちらに顔を向けることは無い。]
お、驚いてなんかない、です!
あたしだってそこまで弱くなんてない、し……。
[ジラント>>12に、思わずムキになってそう返しはするけれども。
実際彼の言う方が正しい、とは理解している心算だった。]