[ふわり][真白き蝶の如く風に舞うも、見れば其れは蝶に非ず]おやおや…風に身を任せておったら、また、妙な所に迷い込んだようじゃの[ひらりひらり][何処か楽しげな声、落として]丁度退屈しておった所よこの場に留まるもまた一興、と言う所じゃろうて[笑みを浮かべて地上へと降り立つ][真白の翅はするりと解けて羽衣となり身を包む]