こいよ。[くす、とちいさく、嗤う。僅かに構え、それから丹朱の瞳が細まる。まるで戦場にある自分こそが生来の性とばかりに。こちらへと飛び込んでくる姿、切り上げの動きに冷めた表情と言葉一つ]遅ェんだよ。[もっと速い動きを知っている。そんな口ぶり。たん、と最小限の動きで左へと体を回転させるように下がったかと思えばその体は後輩の背に向きあう位置に]───weekira boh fayra/hymmne:ruinie[僅かに口元で紡いだ音は大爆発を引き起こす]