そりゃ、そうだろうけど、ねっ![避けられ、返る輪を受け止める間に迫る、氷華。鋭い冷気に動きが鈍るのを感じつつ、迫る刃を往なそうとするものの、思うようには行かず、氷刃が左の腕をかする]……っつぅ……やっぱ、きつい、ね![紅すら凍てつきそうな一撃に、低く、声を上げながら。近接している隙は逃さない、とばかりに、右手に戻ってきた輪を、氷華の左の肩へと躊躇いなく振り下ろした]