―納屋―[アーベルの手当てを受けながら、自分ではうまく体をまだ動かすことができない。どこと聞かれても腹も胸も顔も痛く]ぜん、ぶ…いたい……[かすれる声で答える。そのままアーベルに抱きかかえられると、もう動かなくなったヴィリーの姿が見えた。少し楽になり、思考の余裕ができ、人狼ではないとの言葉が頭の中にちらつく、それでも自分が間違ってたとは思いたくなかった]俺、なにか…まちがえてた…か…?[途中、ぽつりとアーベルに問いかける声、相変わらず苦しそうにかすれるような声だったけども]