つーか、神話云々は、どうでもいいんですけどねっ!
[さらりと返し。
接近前の言葉に対して浮かべたのは、不敵とも取れる笑み。
集中は、確かに必要。もっとも、それは威力を抑えるため、という側面もあるのだが、それはさておき]
…………。
[迫る焔弾の連撃に目を細めつつ、一つ、息を吐き。
天凰刀を目の前に垂直に翳しつつ、真紅の瞳を細める。
五色の翼が大きく広げられ、銀の光の粒子を零した。
避けではなく、受けの構え。
同じ火気でも質が違うため、完全に打ち消すには至らない。
ならば逆に受け止め、喰らう。
無論、全弾、という訳には行かず、数撃受けた所で上空へと逃れ]
……あー……あつっくるし。
[零れた言葉は、どこか愚痴めいて]