―中庭・『世界樹の仔』付近―[右見て、左見て、最後に上を見上げたところ]わー綺麗ー。『おー』[パステルカラーのふわふわした生き物がふわふわと降ってくる光景。同じく異変に気付いていた柴犬と共に、何処かで埋もれて弾きだされた実習生たちには気付かずに眺めていた。数年前に起こった騒動は噂に聞いていても、実際に経験していなければ反応はこんなものだ]さっきの変人さんな先輩、今頃喜んでるだろうねー。[呑気に呟いた言葉はきっと間違っていない]