ごめん、私にも見せて?…本当だ。[先に画面を見ていた春陽にそう声をかけ、内心この子も生徒会の子だっけと思いつつ。過去に見慣れた画面と、春陽の言葉に、余計うさんくささを感じながら眉を寄せて頷いた。誠がきたなら、春陽と同じように身体をずらそうとして佑が手招きしてるのに気付いて。]佑?なに、どうしたの?あ、見せてくれてありがとね。私、ちょっと。[そう二人に礼を言って、佑のほうへ近づいた。学長の怒鳴り声は、あぁもう話通じないんだから、と内心で毒づいたとか。]