―回想:一層のスタート地点に戻る前―
……ま、それなら大丈夫だ。
私は人ではなくデビリッシュだからな
[右の手首を掴みつつ神妙な様子で答えるライヒアルトにしばし無言になりながらも沈黙に絶えれずに言う。とはいえ今はその点には深く触れず]
ああ、なるべく覚えておけ。それとも私じゃ力不足かな?
[そんなことを軽い調子でいいながらも、スタート地点に戻る道を辿る。
帰れたかというと。かなり苦難そうな道のりであったが]
ふむ…豪快だな
[道が崩れてたらぶち壊す。とばかりに行動するライヒアルトに思わず言う。
とはいえ。思わずこのまま南東に向けて壁をぶち壊して…なんて内心思ってたのは内緒にしながらスタート地点に戻ったのであった]