― 広間 ―[扉の開く音>>27に鉛筆を持ち上げて顔を上げる。顔を覗かせる何処か幼い行動に、ふ、と笑みが漏れて][けれど、彼女が広間に入り込めば胸元の其れが視界に入る。先に会った時には見られなかった色合いにはたりと瞬いて]