[片腕で旅人を支えるイヴァンがオトフリートへと視線を向けるのを見て、ライヒアルトは旅人の背後に回りその身体を支える。] 此方は預かる。 ……彼をはやく部屋の外に。[ユリアンを視線で示し、イヴァンにそう言えば彼の左腕も自由になるか。]