─ 結界内のどこか ─
[ティルがぐるぐると回ると、もふらいおんが遠心力で徐々に身体が浮き始めます]
えぇーーーい!!
[回転が頂点に達した時、ティルは掴んでいたもふらいおんの後ろ足をパッと離しました。
もふらいおんは遠心力の勢いでぴゅーと飛んでいきます]
《どっかーん》
[もふらいおんが飛んで行った先、そこは結界の境だったようで。
ティルが近付いてみると、もふらいおんは回転と結界境にぶつかった衝撃で見事に目を回していました。
しばらくすると、もふらいおんはふっと姿を消します]