― 都市の通り ―[フレアボトムの下は少しだけヒールのあるサンダル。あちらこちらをひらひらさせながらの道の途中]おやん、ユーリ。[ひらら、と上げた片手を軽く振って][問いにきょとんとした後に、すぐに苦い笑みへと移り変わる]ああ、いやまあアレだ。いつものっちゃーいつもの。今日はちょいとばかり酷くやっちまったっつーか…こう、[右肘の上辺りから手首までを左手で撫で下しながら]ずりー、っと。[てへ。と笑いながら誤魔化すように首を傾ぐ]