─ →図書室 ─
じゃー別のにしてやろっか?
虫とか。
[などと言葉をぶつけて。
最後の謝罪?>>39には何も言わず、ずんずんと図書室へと入る]
あー気分悪ぅ。
[本が何処にあるかはすっかり記憶しているから、他人の手を借りずとも返す場所は分かる。
小さな頃から通い詰め、誰よりもこの場所には詳しい心算でいた娘にとって、ある日突然現れた自称司書は闖入者同然の存在。故に初対面の頃からこのような態度を取り続けていた。
これが女性だったら、まだ仲良くなれていた可能性もあるのだが。
先の言葉>>34通り積んである修繕待ちの本を見て思い切り眉を顰めながら、目的の棚へ足を向ける]