─白雪亭→村の通り─ううん、あたしのは…あたしのワガママなだけ。あたしがそうしてないと不安なだけだよ。それじゃ、またね。[ベッティからレーねぇのが強いと思うと言われると、苦笑して首を横に振って。レナにもよろしくと言われればわかった、と笑顔で手を振った。けれど、食堂を後にして向かった先は自宅ではなく。ゲルダのいたパン屋だった。]ゲルダ。パン、美味しかった。ごちそうさま。[そう、中に声をかける。まるでそこに彼女がいるみたいに。]