、もうっいったい、何、がー…っ[けふけふと咳込みながら、悲鳴の元になった背中の何かを確かめようと手を伸ばして。もふ、とした毛並みに触ったと思ったらぺたりとした感触が手を伝って腕に移ってきた。そうして目視できる所までやってきたのは、つい今しがた見たのと同じ大きな尻尾を持った小動物]……もしかして、さっきの子?[そう問えば、返事の様に小さな鳴き声を返すリスに気勢を削がれ、けふん、と力の抜けた咳をついた**]