そっか…そうだね。じょおうさま、お外でれないのもかわいそうだし、ヒホウがないのも、きっとタイヘンだし。もってっちゃった人みつけて、返してあげてって、おねがいしなきゃ、だよね。[ナタルの返事に、こくこくと頷いた。どうやって見つけるかなどはまったく解りはしないものの、それに思い至れはしなくて。]あ…さっきのギシキのおへや、いかなきゃ。[そういうと、ナタルの服の裾をぎゅ、と握って見上げた。]