人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


演奏家 オトフリート

[気付けば広間からは人の姿は殆ど消えていた。
それぞれに思うところがあるのだろう。或いは
誰を信じるべきか、と。

不安を抑えて笑みをくれるカルメンに、向ける表情は少し硬かったかもしれないけれど]

 まぁ……「その時」が来たら、嫌でも何とかしなきゃいけないんだろうけど。
 旅人の言葉を信じるなら、ギュンターさんは「光の者」だからね。

 「場」が出来たのなら、それに囚われた役割を持つ者はその定めに抗えないらしい。
 でも、カルメン……もし何かあっても、君は君だって事、忘れないでね。

[大丈夫だ、もう何も起きないと、そう思いたいけれど。
それが幻想だと言う事を男は「知って」いる。
だけどそれは面には出さず、今は不安を軽くしようと笑って]

 俺は一度部屋に戻るよ。難しい事を考えるのは性に合わないし。
 君も、少し気分転換をした方がいいかも。

[そう言って立ち上がると、一度伸びをしてから広間を後にする。*]

(48) 2017/01/16(Mon) 22:35:36

SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light