─ 広間 ─
や、主殿への用事は一段落したよ。
後は、例の如く本をお借りしようか、というところ。
[淀みなく綴られる言葉>>36にさらり、返す。
胸元揺れる真紅にはお、と短く声を上げるが、なされた説明>>45に、さっき納品したヤツか、と一人納得していた]
[苦笑零すヒューバート>>40には、それ以上言葉を継ぐ事もなく。
ユージーンの冗句>>44に、は大げさにため息をついた]
……そうできればいいんだろうけど、生憎そんなアテないからねぇ。
[返す言葉はやはり冗談めかした軽いもの。
諾の返事に返された礼と笑みには、に、と薄く笑って]
うん、ここの料理を食べ損ねるのは勿体無いからな。
[そう告げるのと、夕食の支度が出来たと使用人が知らせに訪れる>>42のは、ほぼ同時]