─ 広間 ─
そうなんですか。
ふふ、いつも熱心ですね。
[用向きは終えたと、ハーヴェイが紡ぐ声>>49に笑みを向ける。
いつも本を借りていくことは知っていたから、それに対しても小さく笑った]
──あ、夕食、できたみたいですね。
[使用人からの知らせにヘンリエッタの意識はそちらへと]
……外、あれてるの?
じゃあおちつくまでは出ない方が良いのね、わかったわ。
そうなると───
[視線は広間の中に居る者達へ。
ヒューバートとユージーンは宿泊予定なので、当然食堂へ案内することになる。
これまでの流れからハーヴェイも食べていくことだろう]