……私からもお願いです。もう一度歌ってくれないでしょうか。おばあさまの言う通りきのこもなんだか楽しそうでしたし、それに私も、妖精さんの歌が好きになっちゃいましたし……[じいっと妖精を見つめて頼み込めば、やがて、『……もう一度やってみる』という、か細いながらも確かな返事が寄越されました]