―集会場 広間―[最初のうちは話もろくに聞かずにむくれていたけれど。周囲の大人たちの空気がだんだんと変わっていくのに遅ればせながら気づいて、人影からそっと顔を覗かせる]闇のけんぞく、……って、なに?[丁度耳に入ったのは、修道士の低い声。本人からか、他からか、その意味を得ることはできただろうか。同じく幻燈歌を問う声への答え>>49が聞こえてきたなら、今度はそちらをじいっと見つめていた**]