― 翌朝/自室 ―ん、ん……?[神父の朝は早い。けれど、今日は身体が重いような。]……昨日の雨が原因か?[しっかりと湯に使って身体を温めたはずなのだけれど。]とりあえず、顔を洗うか――っ!?……なんだ、今の。[茶白猫を除けながらベッドから降りると、誰かの悲鳴>>43が聞こえた。ズボンとシャツを着ると、カソックを片腕にかけた状態で階下へと降りる。右ひじ近い前腕に蒼い桔梗の痣が浮かんでいる事に、まだ気づいていない**]