人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


下男 アーベル

おー。まぁ俺はだよネー、って感じなんだけどナ。

[同じく自衛団と折り合いの悪いフォルカーとは、年齢差はあれど似たもの同士でウマが合っていたのか言葉は気安い。
フォルカーへの話の続き>>38や、主の問いかけ>>33を聞く前に団長の話が始まってしまい、暫くは軽く服の上から小瓶をなぞるように動かしていたら軽く重みがかかった。

おやと顔を向ければ、主が服の端を掴んでいたので、先と同じように頭を撫でた。
少しは落ち着くだろうかと。
御伽噺との言葉には、即座に肯定する言葉は出なかった。
長いこと旅をしていた時には、見るもの聞くものもあって、こちらもほんの僅か困ったような表情になった。]

……まぁ、ほら。
暫く何も無ければ、人狼なんて居ませんでしたって話になるだろうしネ。

[辛うじて出たのはそんな言葉だった。]

(53) 2011/01/09(Sun) 01:04:32

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