[手にした剣は決して軽くは無い。それでも幾らかの長さのあるそれを、誰も居ないその場で一振りして、前へと突き出して。その感触を、手に、身に覚えさせた。]―――――…、[幾らかしてから、剣を鞘に納め、武器庫を後にした。何処に向かうべきかと、地上へ向かう階段を見上げて――。静かに、一階まで上り切る。**]