べっつに?宜しいんじゃありませんか。[ ぶつかり合い、此方の右腕も後ろへと流されかけ ]それで痛い目に遭うのは自分だろうしな。[ 爪の振るわれる先を見定めると、 退くのではなく、また一歩先へ、 そして深く身を沈めて足払いでのバランス崩しを狙う。 金の煌きを抱いた爪が、傍で風を切る音が聞こえる ]