こんなところより、自室の方が……[大丈夫だと言われればそこで口を噤んだ。傍らに膝をつき、そっと手を額に乗せた。熱い。] ソフィー様。 目が、随分悪くなってないですか。 …………。[暫く顔を見つめた後、問いかけて。軽く息をつき、懐から石のようなものを取り出した。]