―屋敷/広間―少なくとも、村の誰かはそう思っているんだろう。殺してやりたいと思っている人間がいたとしたら、うってつけな機会が出来たから、ここに呼ばれたのかもしれない。[こちらの返す声も淡々としている。友人の名があるという事は、そのように見えた]何がしかの証言があったんだろうな。誰が、とか、そんな事は知らない。――死んでも良いと思われていても、死なないようにするだけだ。この中に人狼なんて居ない、と言える程、俺は楽観的ではないが、人狼がいなければ良いと思うよ。