─ 自宅 ─[青年からなされた突っ込み>>49に、犬はにへらとした表情を浮かべた。事実、大物とは思っていないのだから仕方が無い]おんっ[外へ出ると言う青年には、気を付けて、と言うニュアンスを込めた鳴き声を上げた。傍に居る少女にも、鳴き声が含むものは伝わってしまうか。青年と少女とのやり取りを見届けてから、犬は一度身体を浮かせ、玄関まで青年を見送りに向かう。それが終われば直ぐに少女の傍へと戻って行った]